流産手術、人工妊娠中絶術について
当院では妊娠4ヶ月(12週)以上の手術は行っておりません。
妊娠11週までを妊娠初期といいます。
当院では吸引法のみを行っているため、できるだけ早期に手術を行うようにしています。
そのため、ときには10週、11週での手術はお断りすることもあります。
中絶手術に際しては、母体保護法に沿った『同意書』を提出していただきます。
原則、本人と配偶者(相手男性)の双方の署名・捺印した同意書が必要となります。
また、就労されていない未成年の方の場合は親権者や保護者の同意・署名が必要な場合があります。この同意書が無ければ手術は出来ません。
妊娠中絶の手術時間は5〜10分です。手術後から帰宅まで1〜2時間ほどです。
妊娠中絶手術における吸引法と掻爬法
掻爬法
子宮口からスプーン状の器具や鉗子を用いて胎児と胎盤を掻き出す方法です。
当院では掻爬法は行っていません。
吸引法
子宮口から筒状になった棒を子宮の中に入れて胎児や胎盤を吸い出す方法です。
手術時間は短く、出血量も少なくて済むので、母体への負担が小さく済みます。
当院では吸引法のみで手術をしています。
6〜7週…約9万円〜 8週から10週…約11万円〜
これは目安であり、初産婦、経産婦、子宮手術の有無、子宮の状態などにより変わります。
※お支払いは中絶手術当日、手術前にお願いいたします。
中絶手術の手順
初診時に、妊娠週数を超音波検査を行って確定します。
10週以内で可能であれば、手術の日時を決めます。
9~10週でも状態によっては手術出来ないこともあります。
手術の日は予約制なので予約が取れないこともあります。
(初診の日に手術は出来ません。手術は予約制です。電話での予約は出来ません。)
手術は通常、平日の朝9時ごろから行います。
同意書を渡しますので、手術時までに夫または相手の自署で、捺印をお願いします。
この同意書が無ければ手術は出来ません。